Git初心者がローカルとリモート(NAS)でバージョン管理してる感じにしてみる

制作会社に数年おりますが、git初心者です。

正直申し上げて、未だに「20200219_●●作業前」みたいな感じでバックアップを取って作業してます。

社内にNASがあるので、今回はそこをリモートリポジトリとして使用し、管理してみました。

以下やり方が正解とかは正直わかりませんが、ひとまずこれで管理していきたいと思います。

visual studio code(以下vscode)とちょっとだけターミナルを使用しています。

1.ローカルで作業ディレクトリを用意し、リポジトリを作成

vscodeでディレクトリを開き、左メニューの「ソース管理」をクリックし、「+」をクリック、該当フォルダを選択して初期化を行う。

上記画像のようになれば完了。コミットせずとりあえずこのままで。

 

2.リモート(今回はNAS)でリモートリポジトリを作成

NASのリモートリポジトリしたいフォルダを開いて、「***.git」フォルダを作成し、ターミナルで「***.git」までcdで移動し、以下コマンドでベアリポジトリを作成する。

//移動
cd ***.git

//ベアリポジトリ作成
git init --bare

例としてターミナルの動きとしては以下です。
NASのため、まずNASを割り当てているドライブに移動し、次に「test.git」フォルダのあるところまで移動。
その後ベアリポジトリ(作業フォルダのない履歴だけを置いたリポジトリ)を作成し、左のようなフォルダが生成されたら完了です。

3.ローカルで作業後、リモートリポジトリにプッシュする

gitlensをインストールする

まずvscodeでgitlensの拡張機能をインストールします。

リモートリポジトリを追加する

再起動したら左メニューにgitlensのアイコンが増えるので、クリックして、「Remotes」を開いて「+」をクリックします。

リモート名をつけます。
とりあえずなんかよくつけられているので「origin」とします。

リモートリポジトリのURL(今回はNASまでのフォルダパス)を入力します。

下図のように「Remotes」に「origin」が追加されていたら完了。

サイト作成後コミットを行う

とりあえず一通り作り終えたら(タイミングは任意)コミットします。
下図例でいうと、「+」を押して、テキストボックスにメッセージを書いて、チェックボタンでコミット。

リモートリポジトリにプッシュする

右上の「・・・」ボタンをクリックし、「プッシュ」をクリック。

以下のようなポップアップが出ると思うので、OK。

gitlensに戻って、「remotes→origin→master→」で該当ファイルが表示されてたらOK。コミット毎にこの流れを行います。(ポップアップは初回だけのはず)

ブランチとかまだよくわかってないのでとりあえずmasterでやってます。

番外:リモートリポジトリからデータを取得する

パソコン壊れて作業フォルダ消えちゃった!とかあった場合はリモートリポジトリからデータを取ってきましょう。
ノンベアでクローンしてもいいですし、以下やり方で作業データをzipで取得できます。

cd **.git
git archive HEAD --output=hoge.zip

zipでの取得方法は以下記事を参考(というかそのまま)にさせていただきました。
Git リポジトリの内容を zip ファイルにする

後日ちょっと進歩

NAS上にGithubクローンのGitBucket(releaseのwar使用)を置いて、そこで管理するようになりました。※要Javaインストール

最初はGitLabを置こうと思いましたが、ややこしいのでGitbucketにしました。

GitBucket上でリモートリポジトリを作って、ローカルにクローンし、ローカルからコミット・プッシュをするだけなので簡単でした。

フロントエンドとバックエンドが関わる案件とかは、ブランチを切って、プルリクとかもしだしたので、ちょっとずつ進歩してるかな・・・という感じです。