ユーザーがGmailを使っている場合、メールフォームの自動返信とか、そのユーザーへの返信メールが届かなかったりする場合があるようです。
これはGmailがGoogleの独自AIによってリアルタイムで判断しているので、AIがスパムと「学習」していることが原因の場合があります。
どういった内容をAIが見ているか
- SPF・DKIM・DMARCがちゃんと設定されているか。
- スパムっぽい言葉(「無料」「限定」とか)が含まれているか。
- 一斉送信で多数に一度に送ったりするとスパムから疑われる可能性もあるので、ちゃんとした配信サービスを使うほうがよさそう。
- 該当のメールアドレスからのメールがよく開封されてるかとか、削除されてないかとかの統計。
どうすれば対処できるのか
Gmail相手へメールをちゃんと遅れるようにするにはどうすればいいかは、以下の3点となります。
- SPFの設定
Xサーバーとか、ロリポップは自動で設定されてるようですが、iClusta・バリュードメイン・コアサーバー・カゴヤとかさくらインターネットは自分で設定したり管理画面からボタンポチーで設定する必要があるようです。
さくらインターネット設定例:SPFレコードを設定したい - DKIMの設定
これもXサーバー・ロリポップは自動設定済みのようですが、他サーバーは別途設定が必要だったり、バリュードメイン・コアサーバー・カゴヤなんかはデフォルトでは設定できず、オプションで出来たりするみたいです。
さくらインターネット設定例:DKIM署名、ARC署名、DMARCを設定したい - DMARCの設定
Xサーバーはコントロールパネルからボタン1つで設定できますが、他主要サーバーはレコードを設定する必要があるようです。
さくらインターネット設定例:DKIM署名、ARC署名、DMARCを設定したい
メールフォームの設定を調整する必要もあったりと、結構深い問題のようなので、制作会社に相談したほうがよさそうですね。